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贅沢な蕎麦デー。1軒目が慈久庵、2軒目がここ麦家。茨城県を代表するトップ2店の競演にうっとりとろけ。もう2度と出来ないと思います。慈久庵と麦家の蕎麦連食。連食などは絶対にしてはいけないもったいない2軒。双方共に茨城県の蕎麦ランキングでは常にトップグループに入っていて、どちらのお店もメディアの取材が途切れません。慈久庵では蕎麦のほか、水府村の刺身こんにゃく、山菜の天ぷらそしてそばがきや蕎麦にフィットするデザートが食べたいので、過去の訪問では必ずコースをいただいておりました。しかし今回、麦家に行くことを考慮して、慈久庵では葱天せいろだけにしておきました。我慢です。小川店主にお礼を述べて山を降りてきました。麦家の蕎麦が売り切れにならないか、はらはらしながら駐車場まで辿り着いた時は13時を回っていました。駐車場には車がありましたので、お客さんがいるはずです。蕎麦売り切れました、の看板がないことを確認して、店主自慢の山野草の庭に足を踏み入れます。ここかあ、やっぱりすごい!広葉樹の林の中の風情です。この庭というより林が店主の手になる人工の広葉樹林とは、蕎麦本での知識がなければ全く気づかないでしょう。武蔵野の雑木林を髣髴させるこの庭には200種類以上の山野草が植栽されているとは、蕎麦本の記述です。わくわくしながら進むと、母屋があってここで蕎麦をいただくのですね。途中にテラス気分で庭で食事ができるテーブルがありました。ここで食べるのも魅力がありますが、母屋の古民家で食べるのももちろん捨てがたい。そのまま進みます。ここですね。暖簾を分けて入ります。入り口は土間ですね。たのも~~って言いたくなります。奥様が出てらしてお座敷へと進みます。お客さんは2組。庭が見えるちゃぶ台が空いていたのでそこに陣取りました。戸は開け放たれていて文字通りの開放感。部屋は古民家にふさわしい落ち着いた雰囲気で、それは戸や天井や置いてあるものが総合的に放っている空気感なのでしょう。この古民家は移築したとかで、ご主人曰く、建てた方が早かったね。慈久庵の部屋に入ると荘厳な気持ちになりますが、ここ麦家でも何かリラックスしながらも厳粛な気持ちになります。さあ蕎麦がいただける。こんなうれしいことはありません。卓上にあった目に言うを拝見。お店では全部十割であると宣言しています。それでは、もりそば(800円)だし巻きたまご(500円)以上、お願いします。ご主人は蕎麦を配膳するとお客さんと何やら話をしていますね。心に余裕にある趣味人のように拝見しました。自然と庭と蕎麦をこよなく愛し。蕎麦が出来上がるまで、入り口に置いてあった古民具やオープンリールのTEACなんかを愛でて。庭をぼんやりながめ、ここまでよく手入れできてるなあ、と感心し。どうやら行列がこの日のラストの客だったようで、蕎麦を配膳すると、もう庭の手入れを始めてました。最初に出てきたのは、もりそばです。ご主人が持ってきてくれました。古民家の苦労話を聞きながら受け取ります。ほほう、何か新蕎麦のような緑が入った美しい蕎麦ですね。見事な細打ちで、独学で辿りついた至高の蕎麦ですね。蕎麦好きが昂じてこの道に入った人は、ごっつうこだわるからありがたい。旨いそばだけを追求していますので、商売度返しで最上級の素材を使ってきます。まさにここがそうですね。箸先で手繰り寄せても実に軽やか。ありがたいことです。つつっと口に含んで見ると、えもいわれぬ蕎麦のかぐわしい香り。かなり強めに出てます。蕎麦にはところどころに星が見え。製粉機もあることを確認してますが、兎に角うまい蕎麦のためなら製粉だってしちゃう。盛りの量はいろんなお店で食べたい人にはちょうどいい具合。つゆをちょっと舐めてみました。うまいねえ。辛口のチューニングにはしていますが、出汁をきっちりととって、これはまたまた蕎麦の甘さを引き出しそう。手繰った蕎麦の先をつゆにつけ、一気にすすりあげます。つゆが最後に飛び込んできて蕎麦の引き立てが始まります。文句なしの最高の手打蕎麦でした。蕎麦湯を持ってきてくれました。蓋を取ると白濁した蕎麦湯が見えてます。つゆが残っている蕎麦猪口に蕎麦湯を注ぎ。そのまま、熱で花開いた出汁を堪能しながら蕎麦湯をいただきます。なんという充実感。また注いでまたいただきます。そうでした。だし巻きたまごがありました。奥様の手で運ばれて来ました。どちらからおいでですか?ご夫妻とも接客がお上手です。玉子はきれいな薄い層になっていることが断面を見れば分かります。かえしでしょうか。これが玉子にかけられていて見るからにうまそうです。ちょっと端っこを箸で切っていただきます。ふうふう、熱い。出汁がきいてとってもうまい。ふわとろの食感がうまさを倍増します。見事なだし巻きたまごでした。この雰囲気、この林の中の空気、新鮮な蕎麦と計算されたつゆ。どれもこれもが満足な麦家でした。感謝です。
もう2度と出来ないと思います。慈久庵と麦家の蕎麦連食。連食などは絶対にしてはいけないもったいない2軒。双方共に茨城県の蕎麦ランキングでは常にトップグループに入っていて、どちらのお店もメディアの取材が途切れません。
慈久庵では蕎麦のほか、水府村の刺身こんにゃく、山菜の天ぷらそしてそばがきや蕎麦にフィットするデザートが食べたいので、過去の訪問では必ずコースをいただいておりました。しかし今回、麦家に行くことを考慮して、慈久庵では葱天せいろだけにしておきました。我慢です。
小川店主にお礼を述べて山を降りてきました。麦家の蕎麦が売り切れにならないか、はらはらしながら駐車場まで辿り着いた時は13時を回っていました。駐車場には車がありましたので、お客さんがいるはずです。蕎麦売り切れました、の看板がないことを確認して、店主自慢の山野草の庭に足を踏み入れます。
ここかあ、やっぱりすごい!広葉樹の林の中の風情です。この庭というより林が店主の手になる人工の広葉樹林とは、蕎麦本での知識がなければ全く気づかないでしょう。武蔵野の雑木林を髣髴させるこの庭には200種類以上の山野草が植栽されているとは、蕎麦本の記述です。わくわくしながら進むと、母屋があってここで蕎麦をいただくのですね。途中にテラス気分で庭で食事ができるテーブルがありました。ここで食べるのも魅力がありますが、母屋の古民家で食べるのももちろん捨てがたい。そのまま進みます。
ここですね。暖簾を分けて入ります。入り口は土間ですね。たのも~~って言いたくなります。奥様が出てらしてお座敷へと進みます。お客さんは2組。庭が見えるちゃぶ台が空いていたのでそこに陣取りました。戸は開け放たれていて文字通りの開放感。部屋は古民家にふさわしい落ち着いた雰囲気で、それは戸や天井や置いてあるものが総合的に放っている空気感なのでしょう。この古民家は移築したとかで、ご主人曰く、建てた方が早かったね。
慈久庵の部屋に入ると荘厳な気持ちになりますが、ここ麦家でも何かリラックスしながらも厳粛な気持ちになります。さあ蕎麦がいただける。こんなうれしいことはありません。
卓上にあった目に言うを拝見。お店では全部十割であると宣言しています。それでは、
もりそば(800円)
だし巻きたまご(500円)
以上、お願いします。
ご主人は蕎麦を配膳するとお客さんと何やら話をしていますね。心に余裕にある趣味人のように拝見しました。自然と庭と蕎麦をこよなく愛し。蕎麦が出来上がるまで、入り口に置いてあった古民具やオープンリールのTEACなんかを愛でて。庭をぼんやりながめ、ここまでよく手入れできてるなあ、と感心し。どうやら行列がこの日のラストの客だったようで、蕎麦を配膳すると、もう庭の手入れを始めてました。
最初に出てきたのは、もりそばです。ご主人が持ってきてくれました。古民家の苦労話を聞きながら受け取ります。ほほう、何か新蕎麦のような緑が入った美しい蕎麦ですね。見事な細打ちで、独学で辿りついた至高の蕎麦ですね。蕎麦好きが昂じてこの道に入った人は、ごっつうこだわるからありがたい。旨いそばだけを追求していますので、商売度返しで最上級の素材を使ってきます。まさにここがそうですね。
箸先で手繰り寄せても実に軽やか。ありがたいことです。つつっと口に含んで見ると、えもいわれぬ蕎麦のかぐわしい香り。かなり強めに出てます。蕎麦にはところどころに星が見え。製粉機もあることを確認してますが、兎に角うまい蕎麦のためなら製粉だってしちゃう。盛りの量はいろんなお店で食べたい人にはちょうどいい具合。つゆをちょっと舐めてみました。うまいねえ。辛口のチューニングにはしていますが、出汁をきっちりととって、これはまたまた蕎麦の甘さを引き出しそう。
手繰った蕎麦の先をつゆにつけ、一気にすすりあげます。つゆが最後に飛び込んできて蕎麦の引き立てが始まります。文句なしの最高の手打蕎麦でした。
蕎麦湯を持ってきてくれました。蓋を取ると白濁した蕎麦湯が見えてます。つゆが残っている蕎麦猪口に蕎麦湯を注ぎ。そのまま、熱で花開いた出汁を堪能しながら蕎麦湯をいただきます。なんという充実感。また注いでまたいただきます。
そうでした。だし巻きたまごがありました。奥様の手で運ばれて来ました。どちらからおいでですか?ご夫妻とも接客がお上手です。玉子はきれいな薄い層になっていることが断面を見れば分かります。かえしでしょうか。これが玉子にかけられていて見るからにうまそうです。ちょっと端っこを箸で切っていただきます。ふうふう、熱い。出汁がきいてとってもうまい。ふわとろの食感がうまさを倍増します。見事なだし巻きたまごでした。
この雰囲気、この林の中の空気、新鮮な蕎麦と計算されたつゆ。どれもこれもが満足な麦家でした。感謝です。